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◯日本一の製管師を目指す

ラジオから流れてきた尺八の音に魅せられて40年。都山流大師範・勇元宗雲は、民謡歌手岩崎三郎氏や藤本春駒氏の専属伴奏者を務めるかたわら、市販されている篠笛は演奏に適さないものが多いことに気づいて、篠笛や神楽笛の製作を手がけるようになりました。

尺八の製管技術を習得した後、篠笛作りに移行。その後、櫓の音を出す楽器を求めて櫓音(擬音発生器具)を考案し、16年の歳月を費やして改良を重ねた末、特許を取得しました。
平成28年に波動増幅装置(特許取得)を発明して篠笛に内蔵。さらに令和元年には「楽器用共鳴補助具及び楽器(和洋楽器)」 においても特許を取得。
古今東西を問わない音と文化の融合に貢献しています。

製作と開発の根底にあるのは、伝統楽器と奏者への思い。自身が魅せられた笛の音を伝承していくため、時間と技術の限りを尽くし、文字通り生命をかけて開発を続けてきました。

和楽器はすべて自然素材を用いて製作され、同じ物が存在しないことを魅力とする一方、均一な音を生み出すことが難しく、他の楽器との合奏や環境の異なる場所での演奏が難しいとされてきました。

宗雲堂では平均律に沿った篠笛をオーダーメイドで製作し、奏者の求めに応じた物を作り上げることを旨としています。

音程が不確実なものをたやすく市場に流すことなく、稽古用であっても音全域のバランスを整え、心地よく奏することのできる笛を提供いたします。

お客さまからのご要望に応じ、伝統継承者としての経験と技術をもって、期待を裏切らず、世界に一つしかない逸品を製作してまいります。


製作者
勇元 宗雲 Yuumoto Souun


ホームページ
https://www.souundou.jp/contact/